2012年11月30日金曜日

未来の党 党首 嘉田由紀子さんの発言

11月30日に開催された日本記者クラブ主催の党首討論会の映像です。




党首討論会の中で嘉田由紀子さんが発言した内容の一部を紹介します。(途中省略してあるところもあります)
9分~(政策の柱として)
政治には未来をつくる力があります。今回の衆議院選挙は、3.11以降初めての国政選挙です。
★脱原発について
私たちは福島を忘れてはなりません。大地を汚し、故郷を奪う原発からまず卒業することです。
★全員参加型社会について
子ども女性・若者・お年寄りが社会参加をする中で元気に内発型の経済を作り出して行きます。
★地域主権型社会について
地域のことは地域で決める。中央集権からの脱却、官僚政治からの脱却をいたします。
未来の党は、多くの未来を決める一票で未来を作り出して参ります。

56分~(国民新党からの質問に答えて) 
私どもはTPPなどルールのきわめて緩い無制限な開発、無制限な開放には反対をしていきます。つまり、それぞれの社会には社会的仕組み、医療にしろ、保険にしろ、あるいは人々の安心を生み出してくる社会システムがあります。そういうところに対して土足で踏み込んでくるようなTPPに対しては、今の時点では慎重にならざるを得ないということで反対と申し上げています。では一方で、地域がいかに自立を積み上げていくのか、私どもは現在、地域の自立に対して、社会保障、あるいは医療、介護、福祉は、専門的に拡大しすぎている中で大変困難があると、人生50年の医療と人生80年の医療では違います。人生80年、高齢者の老いは病院では治せません。そういう中で、私どもが今回お示ししています在宅見取り、あるいは、医療介護福祉、地域のネットワークを作り共に支える「ともゆき」共助の社会づくりということを自治体として滋賀県では実施しております。是非これを国政を担う段階になったら全国に広げていき、相互に助け合える社会づくりを進めて行きたいと思っております。

59分~(新党未来からの質問に答えて)
未来の党の基本的な経済政策は、内需拡大でございます。その内需拡大の中で、今一番潜在的に仕事が出来ていない人たちは女性です。日本の場合、子どもを生んだときに女性の7割が仕事をやめております。これは大変なロスです。このあと日本が再生するには女性の稼ぐ力、就業能力を高めなければいけない。この就業能力を高めると実は子どもも生まれるのです。女性の有業率と出産率は正の相関です。そこは多くの皆さんが誤解している。女性の稼ぐ力、ダブルインカム、スリーキッズを一つの目標に掲げて行きます。そういう中でグローバルには女性が参画をすることで実は今造っている製造品、あるいはサービスも国際競争力を得ることができます。お財布を持っている女性の感性や創造性やアイディアを生かすことで製造業も国際競争力をつけることができる。というのが質的な転換でございます。

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